ひぐらし書道では、ペン字・硬筆のレッスンにも力を入れております。
ホームページでは、日常的に書く機会の多い、「名前」や「住所」などの、かんたんなコツをご紹介していきます。
今回は日付編で【令和5年1月】です。
令
中心より左側を軽めに、右側に重心を置くイメージで。1画目と2画目の長さ比、文字の左下と右下のスペースの違いでバランスを取ります。最終画は気持ち長めに書き、文字をしっかりと締める意識が大切です。
和
のぎへんは下部分を長めに書くとスタイリッシュになります。「口」は上をやや広めにし、2画目は内側に入れて、のぎへんの”スタイリッシュさ”とバランスを取ります。
五
1画目と最終画をそれぞれ内側に反らすと良いでしょう。最終画は左側を長めに取り、全体的に左側に大きめなスペースを作ります。
年
縦長になる文字です。左側・右側の内側に入る丸味ラインを意識すると整った文字になります。
一
たったの1画数しかない文字ですが、「ただの横棒」にならない意識が大切。
筆ではなくペン字ですが、起筆と終筆があることを念頭に。後半にかけて、やや反るとバランスが取れます。
月
左右の内側に入る反りと、上のやや膨らみを意識します。そうすることで文字の中の空間が単一ではなく豊かになるでしょう。
まとめ
数字があることもあり、画数の少ない文字が続きます。画数が少ないとバランスが取りにくく難しいと思います。”1本1本の線に表情がある”ことを意識し、ゆっくり書きたいですね。
硬筆・ペン字の簡単なコツのご紹介をしています。