「ひらがな」
日常生活で必ず登場する日本語の文字の1つですね。しかし、”ひらがなが上手く書けない”と、ひらがなに苦手意識を持っている方は多いようです。
ずばり、ひらがなの上達の近道は「字母を意識すること」です。
ひらがなというのは、元々は漢字から来ています。漢字を崩して誕生した日本独自の文字が「ひらがな」なのです。字母というのは、この元々の漢字のことです。
この字母を意識すると美しいひらがなが書けるようになります。
お母さんは偉大ですね。
今回の記事では、「はる」という2文字のひらがなを解説します。
はる = 波留?
「はる」の2文字のひらがなを書きました。この字母は、「は」は”波”、「る」は”留です。すこーし面影があるでしょうか?
波が字母の「は」
「波」という文字の崩しを見ていきましょう。一連の流れを見ると、漢字がどうやって「ひらがな」になるかイメージが湧きます。
ポイントは2点。
①「さんずい」は最終的に一本の縦線になっていますが、やや膨らみがあるのは、字母の「さんずい」の2画目がやや少し外に出ているためです。
②最後の結び部分で丸みを帯びているのは、字母の「又」部分のふくらみによるものです。
留が字母の「る」
続いて、「留」という文字の崩しを見ていきましょう。
こちらもポイントは2つ。
①最初の短い横線は「留」のかんむり部分。やや右上がりに書くと良いでしょう。
②最後の結び部分は、もともとは「田」です。楕円が2つあるのをイメージして書きましょう。
字母を意識すると、ひらがなを書いているような、崩した漢字(草書)を書いているような感覚になってきます。でも、それがひらがな上達の近道です。
また当サイトでも、”あ〜を”まで全ての字母と書くポイントを参考資料として掲載しております。
ひらがなが苦手という方は是非ご参考になさってください。
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