書道バー【一筆一献】は、春日部・越谷で大人向けの書道教室を主宰しているひぐらし書道による、お酒と書を同時に楽しめる空間です。
書道の楽しさとは何でしょうか?
・頑張った作品が、受賞された時
・教室で先生に褒められた時
・段級が上がった時
もちろんこれらも大切な楽しみ方の1つです。しかしこれらは、全て「他者」と関わることによって成り立っている楽しみとも言えます。
書道には、墨・筆・紙といった用具を介して、「自己」と向き合えた時に、何とも言葉で表現できない心地よさがあります。言語化して「他者」と共感するような心地よさではなく、自分だけにしか分からない自己の世界。
この楽しさは、人に伝えることが非常に難しいです。無責任な言い方をしてしまえば、人から教わるのではなく自分で感じる楽しさ、でしょうか?
古来より書に携わる人間には、書を呑みながら嗜むという習慣があったように思えます。書道学習に於いて、避けて通ることのできない王羲之の蘭亭序もまた、酒を呑みながらの宴の様子です。
教室できっちり真面目に練習することも大切です。そしてそれと対を成すように、リラックスして書くこともまた大切なことなのです。
「上達したいから」「いい作品を書きたいから」そういったことは一旦忘れて、酒を呑みながら書の心地よさを身体で感じませんか?一人でも多くの方に非日常の気持ち良い時間を提供できるよう書道バーをオープンいたします。